八王子市にお住まいのみなさん、「八王子市居住環境整備補助金制度」はもうご存じでしょうか？
国や東京都の補助金制度は比較的よく耳にするかもしれませんが、実は八王子市独自で実施している補助金もあるんです。
しかも毎年、市の予算に合わせて内容が更新されるので、「いつも同じだろう」と思っていると見逃してしまうことが多い制度でもあります。

この補助制度をうまく活用すれば、屋根リフォームをはじめ、さまざまな住まいの改修工事の費用を抑えられるかもしれません。
リフォームは頻繁にやるものではないからこそ、「知らなかった…」ではもったいないですよね。
ここでは、屋根リフォームにスポットを当てながら、補助制度の概要や申請手順をやさしく解説します。

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1. 八王子市居住環境整備補助金とは？

八王子市が独自に行うリフォーム支援制度で、地元業者の育成や地域の活性化を目指していることから、市内の施工業者が行うリフォームに対して補助が出る仕組みになっています。
市が掲げる目的としては、以下のような住まいを増やしていくことにあります。

• 環境に配慮した住宅
• 災害に強い住宅
• 子育てや仕事のしやすい住宅
• 安心して長く住める住宅

そして、屋根の改修はまさに「災害に強い住宅」や「長く安心して住める住宅」に直結する工事の一つ。
補助金がもらえるなら、今がリフォームのタイミングかもしれません。

対象者の条件

次のいずれにも該当する方が対象になります。

1. 八王子市内に住所を有する（または転入して市内に住所を有する予定の方）で、市民税・固定資産税を完納している方
2. 補助の対象となる住宅の所有者

• バリアフリー化改修工事又は耐震シェルター・防災ベッド設置工事の場合は、借主でも可

1. 改修工事後もその住宅に引き続き居住する方
2. 分譲マンションの管理組合

• 分譲マンションの共用部分の工事を行う場合は、管理組合が申請主体になります。
• 受付期間
• 2025年（令和7年）4月15日（火）～同年12月末（ただし予算が尽き次第終了）
• 工事着手前に申請が必須
• 「交付決定通知」を市からもらった後でないと工事を開始できません。

市役所の「まちなみ整備部住宅政策課」が担当しているので、詳しい要件や最新情報は八王子市公式サイトもあわせてご確認ください。

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2. 屋根リフォームで活用できる補助メニュー

八王子市の補助金にはさまざまな種類がありますが、屋根に関する改修として使いやすいのは以下の4つです。「自宅の屋根の状態に合わせて、どれが使えそうかな？」とイメージしながら読んでみてください。

(1) 台風対策改修工事

• 公式例示
• 屋根瓦の緊結、葺き替え
• 窓へのシャッター、雨戸の設置や交換
• ポイント
  台風や強風に負けない屋根づくりを目指す工事が中心です。
  古くなった瓦の固定や葺き替えなど、強風対策を念頭においた屋根リフォームを考えている方におすすめ。

(2) 長寿命化改修工事

• 公式例示
• 屋根・外壁の塗装
• 屋根の葺き替え
• 床（床を構成する全ての材）
• ポイント
  住まいを長く使うための改修を幅広くサポートします。
  雨漏りや老朽化が気になり始めた屋根を葺き替えたり、塗装をし直したりして、住まいの健康寿命を伸ばしましょう。

(3) 省エネルギー化改修工事

• 公式例示
• 窓、床、天井、外壁、屋根の断熱改修（遮熱は除く）
• 保温性の高い浴室への改修
• ポイント
  主に断熱性能の向上が狙いです。
  「屋根裏が暑い」「夏場に2階が蒸し風呂状態…」とお悩みの方は、断熱改修で快適性アップ＆省エネ効果も期待できます。ただし「遮熱」に関する塗装は除外される可能性があるので要チェック。

(4) 木造住宅簡易耐震改修工事

• 公式例示
• 柱、梁、壁、基礎の補強
• 屋根葺き材を重量から軽量へ葺き替え
• ポイント
  主に地震に備えるための簡易的な耐震補強で、屋根を軽量化する工事も当てはまります。
  昔ながらの重い瓦屋根を軽い素材に変えることで、建物全体の耐震性能が向上し、万が一の際のリスクを軽減できます。
  申請時点で耐震診断（または問診）により耐震性が不足していると判断されれば、補助の対象となる可能性があるので、あわせてチェックしてみてください。

屋根工事に関わる主な補助金一覧

工事種別	補助率	上限額
台風対策改改修工事	対象工事費の20％以内	10万円
長寿命化改修工事	対象工事費の20％以内	5万円
省エネルギー化改修工事	対象工事費の20％以内	15万円
木造住宅簡易耐震改修工事	対象工事費の50％以内	25万円

「上限金額が少ない」と感じる方もいるかもしれませんが、屋根の一部改修や葺き替えなど、必要な部分の工事費をまかなうには十分な補助になることもあります。
要件を満たしていれば申請して損はありませんので、ぜひ検討してみてください。

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3. 申請から補助金受領までの流れ

補助制度を活用するうえで一番大事なのが、「必ず工事着手前に申請すること」です。
役所の手続きと聞くとちょっと難しく感じるかもしれませんが、流れをおさえておけばスムーズに進められます。

1. 事前相談

• まずは市役所の住宅政策課窓口（本庁舎5階）か郵送で「こんな工事をしたいんだけど、補助は受けられる？」と確認。
• 要件に当てはまりそうかどうか、ざっくり判断してもらえます。

1. 交付申請

• 事前相談でOKが出たら、正式に交付申請。
• 工事内容を確定させた見積書・図面・所有者を確認できる書類など、必要書類をそろえます。
• 申請期限は2025年12月末ですが、予算上限に達するとその時点で終了なので、なるべく早めの行動を！

1. 交付決定通知を受領

• 書類審査が終わると、「これで補助金の対象と認めますよ」という通知が市から届きます。
• これが届いてから工事契約を結ぶのが鉄則です。先に契約しちゃうと補助金が受けられない場合があるので要注意！

1. 工事着工・完了

• 決定通知が出たら、いよいよ工事スタート。
• 2026年（令和8年）2月末までに工事を終わらせましょう。
• 施工中は進捗写真を撮っておくと後々の書類作りがスムーズです。

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4. 事例紹介：台風対策×長寿命化×木造住宅簡易耐震改修で屋根を一新！

「台風が来るたびに屋根が心配…」とご相談いただいた住宅。
屋根材の老朽化が進み、強風時に剥がれかける箇所がありました。そこで、重い瓦から軽量素材へ葺き替え実施した事例です。

補助金を活用することで、

• 台風対策改修工事（上限10万円）
• 木造住宅簡易耐震改修工事（上限25万円）
• 長寿命化改修工事（上限5万円）

といった形で、複数の補助制度をまとめて使い（※実際には要件を満たすか確認が必要）、リフォーム費用を抑えることができました。
結果的に「台風シーズンでも安心して過ごせる」「屋根が軽くなって地震も怖くない」と大変喜んでいただけた事例です。

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5. 屋根リフォームするなら登録施工業者へ

ここまでお読みいただいて、「補助金があるなら活用したいけど、手続きや書類が難しそう…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実は、申請サポートに慣れている登録施工業者なら、書類の準備や役所とのやりとりまで丁寧にフォローしてくれます。

当社も八王子市内に事業所を構える登録施工業者の一つです。
屋根工事の無料調査や見積もりはもちろん、「実際、どの補助金が適用できるのか？」も一緒に確認いたします。

• 無料点検・現地調査
  「屋根って実際どうなっているの？」という方ほど、プロの目でしっかり見ておくと安心です。
• 補助金申請サポート
  必要書類の整理や写真撮影のポイントなど、ちょっとしたコツもあります。
• 工事後のアフターフォロー
  屋根は目に付きにくい部分だからこそ、何かあったらすぐご相談いただける体制を整えています。

お問い合わせはこちら

• 電話：090-4951-8314

「台風対策」「屋根塗装」「断熱強化」など、ご希望に合わせて最適なご提案をいたします。

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6. まとめ

1. 知らなきゃ損！八王子市独自の補助制度

• 屋根リフォームにぴったりのメニューが充実
• 2025年度は4月15日（火）〜12月末申請受付（ただし予算上限に注意）

1. 屋根リフォームに使える補助金は主に4種類

• 台風対策改修工事：瓦の葺き替えや固定
• 長寿命化改修工事：屋根塗装・葺き替え
• 省エネルギー化改修工事：屋根断熱（遮熱は対象外）
• 木造住宅簡易耐震改修工事：重い瓦から軽量屋根への改修など

1. 必ず工事着手前に申請！

• 交付決定通知が来るまで契約は待ちましょう

1. 登録施工業者に相談すれば安心

• 書類準備から申請サポート、工事完了後のフォローまでしっかりサポート

八王子市にお住まいの方なら、毎年変わる補助金情報は要チェックです。
今回の屋根リフォームが、お得に・安全に・快適な住まいを手に入れるチャンスになるかもしれません。
ぜひこの制度を上手に活用して、安心して長く暮らせるお住まいを実現してくださいね！

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参考情報
八王子市公式サイト：居住環境整備補助金（2025年度）

こちらの内容は執筆時点での情報をもとにしています。実際には要件や金額が変更される場合もありますので、市役所や公式HPなどで最新情報をご確認ください。